Tokyo based funk/soul group,Q.A.S.B.'s Official Blog

2020年12月31日木曜日

2020年を振り返って

代表の Masa です!

2020年も残すところ僅かとなりましたが、いつものように1年を振り返りたいと思います。


2020年という年はバンド結成15周年の年ということで、過去の Q.A.S.B. 在籍者の方も交えて記念ライブをやろう!と画策していたのですが、結局それどころかライブを一本もできなかった1年となってしまいました。。。


振り返る内容なんかないじゃないか!


となりますが、何もせず過ごしていたかというと、実はかなりの頻度でリハーサルに入っていて、楽曲制作やレコーディングに勤しんでおりました。


8月にレコーディングした楽曲たちは、前年に録音した曲の一部とともにアルバムとして来年2021年にリリースされる予定ですので、楽しみに待っていただけたらと思います!


* * * * *

さて、前述の通り今年のライブは一本もありませんでしたが、前年録音した曲の "貯蓄" 、そして RYUHEI THE MAN さん主宰の AT HOME SOUND さんのおかげで、リリースは7インチで5タイトル、また、来年リリース予定のアルバム収録曲から配信シングル2曲というなかなかのボリュームになりました。

(Q.A.S.B. の7インチは通算計21タイトル!)


ということで、リリースで1年を振り返ることにします。



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2月 

品番:AHS-016

Never Stop Loving You (THE MAN 2020 RE-EDIT) / Never Did I Stop Dubbing You (THE MAN 2020 RE-EDIT) (7")

これは "The Mexican Part 1&2"  に次ぐ Ryuhei The Man さんとのコラボレーション2作目として 2014年5月にリリースした Alice Clark で有名な "Never Did I Stop Loving You" 、そしてインストバージョンとして Side B に収録した "Never Did I Stop Dubbing You" のカップリング7インチをリエディットとした7インチです。

最も精力的にアナログ・レコードを世に送り出している AT HOME SOUND さんから初となるリリースでもあります。

ちなみにインストの "Never Did I Stop Dubbing You" の曲名は、プロ御用達の高円寺のレコードショップ universounds で尾川雄介さん、RYUHEI THE MANさん、そして僕が頭を捻っていたところ、突然 RYUHEI THE MAN さんがボソッと言ったのを尾川さんが聞き逃さず「それいいじゃん!」 と言って決まりました。


3月

品番:SG-069 

Can't You See Me feat. Hiro-a-key / I'm In Love (7")


Roy Ayers - Can't You See Me  それに Nancy Wilson - I'm In Love 、ともに1978年にリリースされた Jazz〜Rare Groove の名曲をカヴァー・カップリングした7インチ。

原曲の音像はそのまま残していますが、"Can't You See Me" では日本を代表するマルチ・シンガー Hiro-a-key さんにスキャットとラップを入れていただくなど全面的にフィーチャー、また "I'm In Love" は原曲よりややテンポを速めてよりグルーヴィーなアレンジにしました。

ちなみにこの Q.A.S.B. 版 "I'm In Love" 、ライムスターの DJ JIN さんが The Room でプレイしてくれたことがあるのですが、僕は始まって15秒くらいまで Nancy Wilson のバージョンだと聞き違えていて、周りから、なんで自分の演奏に気づかないのか?と非難轟々でした(笑)。



6月

品番:SG-065 

The Jet Leg feat. Ryo Nakata (Osaka Monaurail) / Wolf (instrumental) (7")


念願のオーサカ=モノレールの中田亮さんを招いての記念すべき ”The Jet Leg” はもともとは "Welcome To This Floor" というサックスの Yuzo 作のインスト曲でした。

The Room だったか 乃木坂の Cactus だったか忘れてしまいましたが、オーサカ=モノレールのマネジメントをやっていらっしゃる鈴木さんに「中田さんは他のバンドで録音に参加することはあるんでしょうか?」と打診ところ、その場で「是非やらせてください」と即答いただきました。本人いないのに(笑)。

しかしながら、その後、曲を送って、シャウトしてほしい箇所を指摘したものの、その後取り立てて連絡もなくレコーディング日前日となってしまいました。

中田さんのことだから、きっと当日現場で色々アイディアを出してくださるんだろうなあと思って、夜10時くらいに風呂にでも入って寝ようかな・・・

と思っていたら、突然メッセンジャーに歌詞らしき文章がつらつらと送られてきて、それも、時折歌詞と関係ない独り言のような文章が混ざっていたり、うわ何じゃこりゃ!と思っていたら、途中から歌詞の意味など解説が入ってきて、しまいには「曲名変えたらアカんですか?」 と。 ”Welcome To This Floor" に愛着があったように思えたので、Yuzo 君大丈夫かな?と懸念してたのですが、「変えましょう!」と即答、曲名が "The Jet Leg" に瞬時に変わりました(笑) 中田さん、実はこんなにもレコーディングに向けて準備してきてくださったんだなと非常に感銘を受けました。本当にありがとうございました!

長くなるので書きませんが、レコーディングもまぁ面白かったです(笑)。


もう一曲の Wolf (Instrumental) も打っているラテンファンク・ダンサー。

9月

品番:AHS-025

NEXT MESSAGE FROM JAPAN (Mix CD)


番外編的ですが、RYUHEI THE MAN さんの Mix CD に "Get Down (DJ KAWASAKI DISCO RE-EDIT)" と上述の2月にリリースした "Never Did I Stop Loving You (THE MAN 2020 RE-EDIT)" の2曲が収録されています。


品番:SG-071 

Escape / Gotta Believe (7")


ヴォーカリスト a.yu.mi.  の19歳当時の心境を綴った"Escape!" という楽曲が原曲。

2年前のライブでこの曲を Q.A.S.B. 流にアレンジして演奏してみようとなった時にピンときたのが、ご存知 Elegant Funk の代表曲と言っても良い Dayton - The Sound Of Music でした。

マッシュアップ的なアプローチは個人的には楽しかったのですが、a.yu.mi.ちゃん的に大丈夫だったのか今でも少し不安(笑)

でも DJさんにもウケがよく、プレイされているようなので結果ヨシ!



カップリングの "Gotta Believe" もライブでお客さんがよく踊ってくれる曲です。


11月

Candy Dream(ストリーミング配信)


所謂 シティポップ、シティソウルの流れにある曲。

a.yu.mi.ちゃんと歌詞のやり取りをしていたのが去年の春だったと思うので、もう1年半も経ってしまいました。

というか、いつもアイディアを思いついた時に吹き込んでいる iPhoneのボイスメモを辿ってみたら、この曲のスケッチ(断片)は2015年にまで遡ることがわかりました。


12月

品番:AHS-041

Escape (RYUHEI THE MAN ELEGANT DISCO RE-EDIT / THE SOUND OF THE MAN RE-EDIT) (7")


こちらは上述の "Escape" をRYUHEI THE MAN さんが、DJ仕様に大胆にインスト・アレンジした Elegant Funk ならぬ Elegant Disco Re-Edit。

ジャケットが本家の Dayton - The Sound Of Music と瓜二つなのも大胆!


The Sun And Moon (ストリーミング配信)


この曲は シティポップでもビートがロック寄り、でも途中、ラテン的なジャズ・ファンクに変わり、その後ビートが行き来して、非常に忙しいですが(笑)、個人的には最もレア・グルーヴ色の強い曲だと思っております。



以上、リリースで振り返る 2020年でした!


来年もコロナ・ウィルスは予断できない状況ですが、アルバムのリリースもありますので、是非ともライブで皆さんにお会いしたいと思っております。


よろしくお願いします!


Q.A.S.B. Masa

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