Tokyo based funk/soul group,Q.A.S.B.'s Official Blog

2015年9月11日金曜日

楽器との馴れ初め

ベース担当Kobです。
今回は遂に歴史です!
…いえ、すみません、バンド史ではありません…俺史になります…
自分が音楽を始めた時の話をしたいと思います。
よかったらお付き合い下さい。

あれは×0年以上前にさかのぼります。
中学に入った頃の話です。
小学校の頃の自分はあの頃のマセガキにありがちなパターンでYMOにはハマったわけですが、小さい頃にピアノを習わされたわけでもなく歌やハモニカが上手だったわけでもない自分の音楽の成績はいつもだいたい3。楽器演奏なんて無縁の状態で中学に進学したのでした。

中1の春。クラスで意気投合した友人と「部活どうするべ?」てな感じで昼休みだか放課後に廊下を歩いていた時でした。

『お。お前ら新入生だよな。ギター部見に来いよ。』

そう高校生の先輩に声をかけられました(中高一貫校でした)。それまで音楽に無縁だった自分、ギター部はないよなぁと思ったのですが…

『女にモテるぞ』

入学して数日、6年間も男子校生活をすることになった重みが分かりかけ、若干ゲンナリしていた自分にこの単純すぎる言葉がチクっと刺さりました。んで、まぁ見学だけならと思って放課後、練習している教室に訪問してみたわけです。

いやぁ、衝撃でしたね。
男どもが20人ぐらい半円状に並んでドーン!と演奏するのはなんとバッハ。

同じ曲ですがこれは後輩達の演奏の動画です。

なんなんだこれ!
他にも1,2曲聴いたような記憶もありますが生でこれを聴いた時点でもう気持ちが完全に持ってかれてしまい、衝動的に入部しちまった、というわけです。

引退までの5年間、クラシック、ポピュラー、いろんな曲をやりましたが、一番たくさんやったのはやっぱりバッハでした。ちなみに自分は高音部パート(弦合奏でいうとヴァイオリン)をやっていたので今こうして低音楽器を弾いているのはその頃から考えると意外ですね。ベースを始めたのは部活の引退後、高3の終わり、浪人が決まった頃だったかな。

この音楽漬け生活の中でバロックを中心に様々な音楽に出会っていったわけですが、その中にはメタルやハードロックもあったり…そして大学でもっと沢山の音楽に出会うことになるのですが…以降のことはまたの機会に記そうと思います。

今年、この自分の所属していた部が創立50週年を迎えました。凄いですね。
それで今秋に記念行事があるのですが、なんと自分、ウン十年ぶりに合奏団に入ってしまいました。上の楽曲ではないですがバッハやヘンデル、ヴィヴァルディ等の難曲と相対しております。

今、大体月イチで母校にて練習をしています。この歳になって母校に繰り返し行くことは、懐かしさと新鮮さが相まって実に趣き深いです。最寄りの神谷町はえらい変わりましたが。

演奏本番は11月。無事に終わりましたら改めて報告したいと思います。

あ、そうだ、勧誘された時の先輩の言葉の真偽ですが、現実は厳しかったですw
いやぁ、モテなかったなぁ。

ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿