今回はアルバム 1曲目の "Jaguar (Instrumental)"。
この曲はサックスの Yuzo Kitano の作曲。前作 "Q.A.S.B. II" からホーンアレンジはほぼ彼が受け持っておりますが、Composer としてのクレジットはこの曲が初めてです。
コンセプトに迷いがなく明白で、一発目のリハーサルの数テイクでほぼ完成系が見えました。
”Shaft In Africa” "African Battle" などいろんな Funk の名曲を連想させますが、それでいて ”昭和” な雰囲気を漂わせる一度聴いたら忘れられないイントロとメインテーマのメロディ。
沖野修也さんもラジオでかけていただいた際に「何かのテーマ曲になりそう」とおっしゃっておりました。
本アルバムの中でも最もよくDJプレイされる曲だと思います。
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この曲は他の3曲とともに、7インチで4月に先行発売されているのですが、
プレス工場から出来上がってきた盤を早速ターンテーブルに乗せてみて、まず驚いたのが音圧の迫力。
これまでの Q.A.S.B. の7インチの中でも最も音圧が高かったのが、RYUHEI THE MAN プロデュースの "The Mexican Part 1&2" でしたが、聴き比べてみるとこれを上回る音圧。
もちろん、音圧だけでなく、音の鳴りも非常に良く、最初のイントロを聴いた瞬間体が持っていかれる感覚になると思います。
次回は"Q.A.S.B.III" アルバム楽曲解説最後になります。
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