Tokyo based funk/soul group,Q.A.S.B.'s Official Blog

2016年9月29日木曜日

ニコライ・カプスーチンとは?

鍵盤担当の Masaです。

履歴見ると、前回 Q.A.S.B. ブログを更新したのは3ヶ月以上前でした。
一応、順周りで更新しようということになっているんですが、メンバーも多いと「次は誰だったけ?」と毎回のように確認騒ぎが起きます(笑)。

*  *  *

それはそうと、ヴォーカルが Amy A から a.yu.mi.に交代して新生 Q.A.S.B. としてライブも数回こなしてきて、今は新しい楽曲もぼちぼち出来つつあります。また後日アナウンスしますが、11月から12月にかけていくつかライブがあるので、本当の意味で新生 Q.A.S.B. の形がご披露できるかなと思ってますんで、ご期待ください!

*  *  *

で、全く話は飛びますが、今回は クラシックとジャズの融合というベタな話です。

すぐに ジョージ・ガーシュインの名前が創始者あるいは完成者としてあがりますが、 フランスの作曲家 クロード・ドビュッシー やモーリス・ラヴェル 、ロシアの作曲家 ニコライ・メトネル、アレクサンドル・スクリャービン、ロディオン・シチェドリン などの曲の中にも ジャズから影響を受けた曲がいくつかあって、どういう意図を狙ったのか想像するとなかなか興味深いものがあります。

例えば、スクリャービンは1907年あたりからの曲はほとんどの小節のコードが "ドミナント・セブンス” になってしまい、いっこうに解決しない曲ばかりになっていきますが、(あくまでも個人的な見方ですが)和声的にジャズの影響を受けた結果なんじゃないか?   

とか。

Scriabin Piano Sonata No.5 Op.53


コードといえば、ジョン・コルトレーンが発見したとされているコード進行、所謂 "コルトレーン・チェーン” (代表曲はもちろん ”ジャイアント・ステップ” )。

John Coltrane "Giant Steps"

このコード進行は実はラヴェルの有名な "夜のガスパール” の 第1曲 "オンディーヌ” ですでに使われていたりして(下記リンク 3:54 から 4:05 あたり)
"コルトレーン・チェーン" は実は "ラヴェル・チェーン" だったのか!"    
とか。

Ravel  "Ondine" de "Gaspard De La Nuit"

その後もいろいろな作曲家がクラシック音楽にジャズを取り入れたり、逆にジャズをクラシックに寄せてきたりといったとかあったと思うんですが、その中でもユニークなのがロシアの作曲家 ニコライ・カプスーチン

ジャズのアドリブをあたかもそのまま記譜してしまったようなやり方で、たまたまなのか、意図してなのか 小節にコードが書かれていることは一切なく、一見するとクラシック楽曲の譜面そのまま。

Kapustin Prelude No.23 Op53-23

Kapustin Eight Concert Etudes No.1 Op.40-1

Kapustin Eight Concert Etudes No.3 "Toccatina" Op.40-3

Kapustin Eight Concert Etudes No.3 "Toccatina" Op.40-3 (ピアノトリオ・アレンジ)

Kapustin Prelude No.15  Op.53-15

ジャズにはいろんな教則本はありますが、自分もそうでしたが、やはり難しくて放り出したくなってしまいます。

カプスーチンの譜面は分析するといろんなことがわかって、特にクラシックからジャズに入る人にとってはとても参考になるので、是非譜面と一緒に曲を聴いてみてください。

2016年9月18日日曜日

Montreux Jazz Festival

1967年にスイスのレマン湖畔で始まった
Montreux Jazz Festivalが今年で開催50周年を迎えます。
特に1976年はフェイバリットなグループが多数出演していて、
中でもBilly Cobham & George Duke Bandのステージは圧巻、
長髪に銜え煙草でワイルドなJohn Scofieldが印象的でした。
 
 

 

 
 


2016年9月12日月曜日

制作!

こんにちは★
ブログではお久しぶりの登場となります!vocalのa.yu.mi.です!

もうすっかり夏も終わり、秋の装いをしている人も多くなってきましたね〜。
すごくどうでも良い話ですが、私は秋になると無性に暖かいミルクティーが飲みたくなります笑
そしてUAの甘い運命が聴きたくなります笑(UAのミルクティーも捨て難いですが・・)
この感覚を感じ始めると、自分の中で「あ、もう秋かぁ」なんて思う次第であります。

みなさんは「あ、もう秋かぁ」と感じる瞬間はありますでしょうか?



さて、最近の私のQ.A.S.B.活動のメインとなっていることはなんと言っても制作でございます。

ありがたい事に今年はたくさんのLIVEにも出させて頂いています。

そしてその傍らで、新しい楽曲も少しずつではありますが作っています。

制作の中でも私は歌詞を書く事をやらせて頂いていて、最近では毎日歌詞にはまりそうな言葉を探したり、自分の気持ちを客観的に見つめたり、その瞬間にしか感じる事のできない感覚や感情に目を向けながら生活しています。

そしてその気持ちを今度は、どう英語で表現しようか?←ここが1番難しいです!!

そんな毎日と格闘しながらも少しづつ形になっていっているので、完成した時の喜びはひとしおです!!

すでに形になっている新曲もありLIVEで歌わせて頂いているものもありますが、ここからも歩みを止めずにガシガシと作ってまいりますので、皆様の前でご披露出来る時がきましたら、是非とも耳を傾けていただけると嬉しいです!!



写真は新曲の楽譜&歌詞です。
これは一部にしかすぎず、写真では写りきらないほどあります笑




と、いう事で最後までありがとうございました!!


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近日公開予定

2016年9月8日木曜日

みんな、削ってる?


ども、サックスのUzoこと、ユウゾーです!


日々楽しいパーティーが色んなところで開かれてますが、みんな削ってますかー!?

wikipediaより拝借




自分はここ最近、自分にとっての音楽の新しい楽しみ方というか、クラブとかパーティーの楽しみ方として、ステップを踏むということを覚えました。


DJのプレイに体が反応したら、それに合わせてステップを踏む。まあこれだけのことなんですが、揺れるのとはまた違った、エキサイティングでダイナミックなモノに音楽が変化して聞こえるんです!


コレはホントにおすすめで、クラブに行く皆さんに是非試してみてもらいたいです!


最近は「削る」と称して、足がくたくたになるくらいステップを踏みまくってます!ちなみに、「削る」とは、「床を削る」という意味で、それくらいガシガシとステップ踏むということです(^-^;)






元はといえば、ビバップダンスというダンスのショーケースをみて、「なんてクールなんだ!」と感銘を受けたことと、
渋谷の宇田川にあるCafe&Dinner スタジオの奇数月第3日曜に開催している「NIGHT FOX CLUB」というイベントに行った際に、DJさんもお客さんも踊りながら音楽を楽しむ姿をみてあまりにもうらやましかったし、まさしくそのパーティーが楽しかったことに端を発しております。


そんななか、あるビバップダンスのイベントで初心者向けのステップの講座があって、その場ではサッパリうまく出来なかったんですが、
その直後に回遊して遊びに行ったイベント(渋谷White Space LabのUnderground Squareというナイスパーティー)にて何となく思い返して練習していると、急に変な化学反応が起きて、ばしばしステップを踏むようになったんです(^-^;)


今思うと、何でそうなったのかサッパリわかりません(´`:)もう、なんか、もっと楽しみたいという気持ちが爆発したんでしょうかね(^-^;)






大変ありがたいことに、どうやってステップ踏んでるんですか?とおっしゃっていただいたりするのですが、僕のステップはダンスとは違って全く体系だっておらず、自分が何をやってるのかすら把握できていないので、うまく伝えられません(T-T)


「○○ダンスのなんちゃらっていうステップで、こうやるねんでー!スタタタ-」
みたいなことやれたらカッコイイんですけどね(´`:)
結局、見せるモノでは無く、自分が楽しむためのモノであって、本当にテキトーなんですよね(^-^;)


とはいえ、何か型があると、型から意図せずに外れた場合、間違いとなってしまいますが、思い思いにステップを踏む場合は、いかなる場合も間違いが存在しないのは良いところなのかもしれません!なんだかんだ言って、どうステップを踏むかは二の次というか論外で、音楽を楽しみたいと言うところが一番ですからね!


あ、でも一生懸命伝えようとはするので変わらずお声掛けください!ステップを踏んで楽しむ音楽、是非色んな方に体験していただきたいですので(‥;)
きっと、人それぞれにあった「削り方」があって、それを見つけられればオーケーなんだと思います(^-^;)


最近思うのは、実はその人それぞれにあった「削り方」を知るすべ、もしくは、教えるすべとしてダンスが体系だった側面もあるのではないかと(‥;)ああっ、あくまでも個人的な考え方ですよ(゜o゜;
ダンスをアーティスティックなものとしてやウマい下手の頓着ではなく、より音楽を楽しむための手段としてとらえると、また全然見え方が違ってくる気がします。
手近な初心者OKなワークショップなんかに行くのもスゴく良いかもしれませんね!行ったことないのでいってみたいっす(‥;)





さあ!みんなで削りましょう!
たくさん楽しそうなパーティーがありますが、さらに楽しくなること間違いなし!


よーし、また今週末も削るぜっ!



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